熟成肉「十分加熱を」、食中毒菌検出 都が実態調査🔓
- 2018/2/21
- 食品
代表的な熟成肉として人気のある「ドライエイジングビーフ」の喫食部分から食中毒菌を検出したとして、東京都は2月20日、消費者に対し、十分に加熱調理するよう注意喚起する方針を決めた。店舗などを対象とした実態調査では、生食できると誤認している事業者がいることも判明。加熱用食肉としての取り扱いを求めるとともに衛生管理のポイントや二次汚染対策を情報提供していく。
ドライエイジングビーフとは、低温・高湿度のもと風量を調節して長期間熟成させる「ドライエイジング製法」で作られた熟成肉。法的な定義や規格基準がない中、これを取り扱う飲食店が増え、食中毒被害が懸念されていた。
こうした中、都健康安全研究センターが「いわゆるドライエイジングビーフの衛生学的実態調査」を実施。自家製造している工場や店舗を対象に製造方法の聞き取りや検査を行った。
11施設への聞き取り調査では…(以下続く)
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