食品添加物行政の課題検証 消費者団体が院内集会で問題点提示🔒
- 2023/2/9
- 食品
◎表示制度・安全性試験の実態を報告
NPO法人食品安全グローバルネットワークは1月25日、参議院議員会館で「食品添加物の制度と実態」をテーマに院内学習会を開いた。市民団体「食の安全・監視市民委員会」顧問の神山美智子弁護士が招かれ、食品添加物行政の問題点などを説明。同ネットワークの中村幹雄理事は既存添加物の安全性試験の状況と、日本から米国への食品輸出に必要な添加物の安全性研究が「収束」状態に置かれていることなどを紹介、添加物をめぐる課題や問題点が説明された。
当日の学習会には各政党の国会議員らも参加。それぞれ添加物、残留農薬問題などへの取組を推進していくことを表明した。
「食品添加物の規制と実態」を説明した神山美智子さんは、安全対策や表示実態が原則に沿っていないことを説明。安全性問題では既存添加物などを例に、食品衛生法改正時の国会附帯決議が反故にされている……(以下続く)
(本紙「ニッポン消費者新聞」2月1日号より一部転載)
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