海苔の日に230人が列 山本海苔店「梅が香」特別販売
- 2018/2/7
- 企業・商品
2月6日の「海苔の日」、東京・日本橋の山本海苔店日本橋本店には高級もみ海苔「梅が香」を買い求める約230人が長蛇の列を作った。昼の特別販売に用意した500人分が約20分で完売する盛況ぶり。開店前の朝9時過ぎから並ぶ人も現れたといい、同店は「特別販売には毎回大勢のリピーターの方にご来店いただいている。高級海苔をたっぷり詰めた商品で、お得感が人気を呼んでいる」と語った。次回の特別販売は6月1日を予定している。
「梅が香」は、進物用の高級海苔を作る際に切り落とされた部分を缶に詰めたもみ海苔。1缶40グラム入りで、2缶包み1000円。年3回の特別販売の日にしか購入できない限定商品とあって、馴染み客や近隣OLが来店し、毎回大行列ができるという。
昼の部には、12時30分の販売開始前に230人を超す人が本店を囲むように並んだ。多摩市から来た女性は「三越に買い物に来たときにはよく本店で海苔を買っている。お買い得なので特別販売にもよく来る」と話した。また、昼休みを利用して来店した近隣会社員の女性は「本店を利用したことがあるが、特別販売のことをフェイスブックで知り、初めて並んだ。すごい行列で驚いた」と語った。昼の部と夜の部(17時30分から先着300人)の両方を制したリピーターもいたという。
特別販売は海苔の消費促進を目的としたイベント。山本海苔店日本橋本店で、2月6日の海苔の日、中元シーズン前の6月の第1金曜日(今年は6月1日)、歳暮シーズン前の11月の第1金曜日(同11月2日)の年3回開催している。同店ホームページやフェイスブックで事前告知されるので要チェックだ。