不要な添加物含む食品、半数超が「購入避ける」 日本生協連調査

日本生活協同組合連合会(日本生協連)が「みんなにやさしい商品についてのアンケート」調査結果を公表した。ユニバーサルデザイン商品に求められる要素を探るための調査で、買い物時に避ける食品や開封しにくい商品を尋ねた。

買い物で食品を選ぶ際に避けている点では、1位が「不要な添加物が入っている」で50.5%。年代が上がるにつれて割合が高くなったほか、食品を選ぶ際の添加物表示に関して、どの年代も4割以上の人が関心を持っていた。以下、「国産でない」(46.2%)、「塩分が多い」(42.4%)、「賞味期限が短い」(31.3%)など。

また、開封しにくかった商品の1位が「豆腐」、2位が「レトルト」。「開封しにくい」と感じる条件については「力が必要」、「はさみが必要」、「開封時に中身が出る、手が汚れる」が上位だった。

食品保存で不便さを感じる点では「冷凍庫内でかさばる」が67.6%で突出し、次いで「冷蔵庫内でかさばる」が40.9%。特に若年層は割合が高くなり、冷凍庫も冷蔵庫もものがいっぱいになりがちであることがわかった。子ども用の食品などストックする種類が多いこと、日々の忙しさなどが影響しているとみられた。

調査は今年1月に実施、2131人が回答した。

(本紙「ニッポン消費者新聞」6月1日号より転載)

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