ブルボン、ウクライナに人道支援 平和あってこそのお菓子

菓子製造を中核事業とするブルボン(新潟県柏崎市)は4月6日、ウクライナ国内および近隣諸国へ避難している人々への人道支援を目的に、国際的な人道支援機関を通じて寄付することを決め、実施したと発表した。「お菓子の産業は平和な社会の礎がないとなりたたない」とし、「1日も早く現下の状況が平和的に解決し、世界に平穏な日常が戻ることを祈念しております」としている。

人道支援義援金として合計1500万円を4機関に寄付した。内訳は認定NPO法人国連WFP協会(世界食糧計画)に600万円、日本赤十字社に300万円、公益財団法人日本ユニセフ協会に300万円、特定非営利活動法人国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所)300万円。

同社は「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに」をキャッチフレーズとしており、世界中の人々の笑顔のある日常を祈念。今年2月3日には米国の竜巻被害に対し、義援金300万円を寄付したことを発表した。日米協会を通じて被害のあった5州に配分されたという。

(本紙「ニッポン消費者新聞」5月1日消費者月間号より転載)

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