偽通販サイトに注意 「商品届かない」など相談倍増 愛知県

実在する生活用品メーカーや百貨店などをかたる偽通販サイトに関する相談が相次いでいるとして、愛知県が注意を呼びかけている。昨年4月~今年1月までに「代金を支払ったが商品が届かない」といった相談が前年同期比2.4倍の589件寄せられた。特に1月は前月の74件から147件へと急増していた。県は「購入する前に、販売サイトの会社概要のページなど隅々まで確認することが大切だ」としている。

偽通販サイトは企業のロゴマークや商品の画像を盗用するなどしていて、一見しただけでは偽サイトと気づくことは困難。通常よりも販売価格が格安に設定されていることが多く、閉店セールなどをうたう広告から偽サイトへと誘引されるケースが多くみられるという。

代金を支払ってしまうと被害回復は非常に困難で、クレジットカードで支払った場合は不正利用される恐れもある。県は▽購入する前に販売サイトの会社概要のぺージなど隅々まで確認する▽公式サイトで偽通販サイトに対する注意喚起が記載されていないか確認する――よう呼びかけている。支払口座が個人名義になっている場合は要注意だとしている。

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