【米国】リナ・カーンFTC委員長かたるフィッシング詐欺メール
- 2021/8/20
- 海外
6月に米連邦取引委員会(FTC)委員長に就任したリナ・カーン氏をかたるフィッシング詐欺が米国内で横行していることが8月19日、わかった。
FTCによると、カーン委員長になりすました詐欺メールが送信され、新型コロナウイルス救済金の給付ために必要だとして名前、住所、生年月日などの個人情報を送り返すよう指示しているという。FTCは「我々はコロナ給付金や生活支援金を配布していない。メールは金銭ををだまし取ろうとするフィッシング詐欺で、絶対に返信しないでほしい」と警告している。
カーン委員長はビッグテック規制論者で知られ、就任後もデジタルプラットフォームが詐欺の温床になっていると指摘していた。