アサヒビール、缶にもアルコール量をグラム表示 7月から順次
- 2021/4/28
- 食品
アサヒビールは4月26日、国内で販売するビールや酎ハイなどの缶容器にアルコール量をグラム表示すると発表した。7月から順次開始し、2023年までに完了させる計画。主力の「スーパードライ」「ザ・ドラフト」「ハイリキ」「ビアリー」の4商品は年内に表示を開始する。
同社ホームページでは、今年3月から純アルコール量(グラム)を順次開示してきたが、さらなる取り組みを進める方針。缶容器の栄養成分表示の下などに「純アルコール量:14g(350ml当たり)」などと表示し、それぞれの人にあった商品選択や適正飲酒を促していく。
国が推奨する適正飲酒量(純アルコール量)は1日当たり男性20グラム、女性10グラム。ビールなら500ミリリットル、日本酒なら180ミリリットル、ワインなら200ミリリットル程度となる。
アサヒビールは適正飲酒の呼びかけや「スマートドリンキング(飲み方の多様性)」などの取り組みを推進中。アルコール度数の低い商品やノンアルコール商品を拡大させるなど多様な飲み方を提案している。