英国、食品ロス削減へ「におって」ラベル ネスレやダノン参加🔓
- 2021/2/5
- 海外
食品包装に「Look、Smell、Taste、Don’t Waste(見て、におって、味見して、無駄にしない)」と表示して、食品ロス削減を呼びかける消費者キャンペーンが英国で展開されている。政府の支援を受け、食品ロス削減アプリ「Too Good To Go」(英国版)が主催しているもので、ネスレやダノンなど30以上の食品ブランドが参加する。キャンペーンでは、食品メーカーに「消費期限(use by)」表示の見直しを呼びかけており、安全性などを確認したうえで「賞味期限(best before)」へと切り替えるよう要求。さらにパック詰め野菜などを例にあげ、賞味期限を記載しないよう求めた。
こうした試みについて、英国の消費者団体Which?は消費期限や賞味期限に代わる「新たなスニフテスト(におい検査)ラベルだ」と歓迎し、ホームページで内容を紹介。賞味期限にとらわれず、視覚・嗅覚・味覚を使って自己判断する力をつけよう、と消費者に呼びかけた。
キャンペーンは英環境・食料・農村地域省(Defra)と国民運動の廃棄物資源アクションプログラム(WRAP)が支援。期限表示に関する誤解から生じる食品ロスを減らすため…(以下続く)
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