米コストコ、感染対策強化 マスク無理ならフェイスシールドを
- 2020/11/18
- 海外
米コストコは11月16日、店内でのマスク着用ルールを更新し、すべての来店者にマスクもしくはフェイスシールドの着用を求めることにした。これまでは、医学的にマスクの着用ができない顧客についてはルールを適用せず、マスクなしでの入店を許可してきた。今回から、マスクの代わりにフェイスシールドの着用を求めていく。新型コロナ感染のさらなる拡大に対応した措置。
同社は店内でのマスク着用をルール化した最初の小売業者の一つ。4月30日にルールを公表した際、SNS上で非難の声にさらされた。今回のルール更新について、クレイグ・ジェリネックCEOは「一部の人に不便さを感じさせることになるが、安全性をさらに高めるために必要な措置だ。来店者と従業員に安全な買い物と職場を提供する必要がある」と理解を求めた。
米国では、本格的な冬を前にコロナ感染拡大に歯止めがかからない状況。ウォルマートも17日、混雑時の来店制限を発表するなど、第一波時の厳戒態勢モードに方針転換する動きが広がっているという。