月に5%低下、タイヤの空気圧チェックを エコドライブ月間

11月のエコドライブ推進月間に合わせて、警察、経産、国交、環境の4省庁でつくる「エコドライブ普及連絡会」が地球温暖化につなげる運転技術の実践を呼びかけている。「車間距離にゆとりを持つ」「発進時は穏やかにアクセルを踏む」など10のテクニックを紹介し、財布にやさしく同乗者にとっても安心・安全で、交通事故の削減にもつながるとしている。

普及連絡会によると、日々、穏やかにアクセルを踏んで発進するだけで、10%程度燃費が改善。減速時に早めにアクセルから足を離すとエンジンブレーキが作動して2%程度の燃費改善が見込めるという。

一方、車間距離が短いと無駄な加速・減速が増えて市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費が悪化。不要な荷物を積んでいる場合、100キログラムだと3%程度の燃費悪化につながり、10分間もの無駄なアイドリングで130cc程度の燃料を消費する。また、タイヤの空気圧は日頃のチェックが重要だと指摘。1カ月で5%程度低下し、適正値よりも不足すると市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化するという。

普及連絡会は「エコドライブは、誰にでも今すぐに始めることができるアクションだ」として、地球にも財布にも社会にもやさしい運転技術を習慣化してほしいと呼びかけている。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. NCL
    米国の遺伝子検査会社「23andMe」が破産手続きを開始した問題で、消費者団体ナショナル・コンシューc
  2. SSRC
    ◎今年で8回目 消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク主催 消費者目線で企業のCSR・環境c
  3. ニッポン消費者新聞2025年1月1日号
    特集 フードバンク認証制度 26年度から本格始動 25年度に大手団体で実証実験 ~事故c
  4. 千葉県が毎年実施しているアンケート調査によると、自転車保険に「加入している」との回答が68.7%と前c
  5. network
    国際消費者機構(CI)が提唱する世界的な記念日「世界消費者権利デー」(World Consumer c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る