住宅修理トラブル啓発チラシ作成 損保協会と千葉県警

日本損害保険協会は千葉県警と共同で「住宅修理サービストラブル注意喚起チラシ」を作成した。県内では昨年の台風15号、19号で被災した人も多く、災害に便乗した勧誘に注意を呼びかけていく。警察との共同チラシは今回が初の試み。25万部を発行し、警察署や損保代理店などを通じて配布していく。

日本損害保険協会チラシ

千葉県警と共同作成した啓発チラシ。「保険金を使える」との勧誘に注意を呼びかける内容だ

チラシの片面には県警が作成した災害便乗犯罪への注意喚起チラシを掲載。もう片面には、損保協会が9月に作成した住宅修理サービストラブル啓発チラシを掲載した。保険金が使えると勧誘する業者に注意を呼びかける内容で、協会のチラシの作成には国民生活センターが協力した。その場で契約せずに加入先の損保会社に相談してほしいとしている。

住宅修理サービスのトラブルを巡っては、国民生活センターも10月1日に注意喚起を実施。関東地方で相談が多く寄せられていて、支払いの対象外で保険金が下りないケースなどが報告されている。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 高齢消費者・障がい消費者見守りネットワーク連絡協議会
    消費者庁は10月16日、高齢者や障がい者の地域見守り活動についての情報共有化をめざして「高齢消費者・c
  2. 米消費者製品安全委員会
    米国消費者製品安全委員会(CPSC)は11月18日、複数の事故が発生していることを把握していながら直c
  3. 電話相談
    ◎全国有料老人ホーム協会が開設 経験豊富な相談員が対応 公益社団法人全国有料老人ホーム協会(有老協c
  4. JAPA中下裕子代表理事
    ◎東京消費者団体連絡センター主催の学習会で PFAS(有機フッ素化合物)問題への理解を深めようと、c
  5. 英国の消費者団体Which?
    英国の消費者団体Which?は11月14日、5月に施行された「反グリーンウォッシュ規則」などへの違反c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る