サントリー「天然水」「伊右衛門」にラベルレス商品登場
- 2020/10/15
- 企業・商品
サントリー食品インターナショナルは10月12日、Amazonやアスクルなどのネット通販経由で「サントリー天然水スパークリングレモン」とサントリー緑茶「伊右衛門」のラベルレス商品を新発売すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、ECチャネルにおける飲料の“箱買い”が増加しており、処分の際にラベルをはがす手間がはぶけるラベルレス商品の需要も高いとにらんだ。今回はコロナ禍でも販売好調な2商品のラベルレス化となる。11月3日からECチャネルで販売を始める。
原材料や保存方法などの必要な情報をキャップの天面と段ボールに記載することで、ラベルレス化を実現。中身は同じながら、ラベルやシールをはがす必要がなくなった。
ラベルレス化する「サントリー天然水スパークリングレモン」は2013年に発売した無糖強炭酸水。今年3月にリニューアルし、1~9月の販売数量は前年比約1割増と好調に推移している。
一方、「伊右衛門」は今年4月に発売以来最大のリニューアルを敢行し、6-8月期における飲料総市場の前年割れが推定される中でも、販売数量が対前年比5割増と大好評となっている。また、コンビニ限定発売した「伊右衛門 ラベルレス(首掛式ラベル付)」が「日本パッケージデザイン大賞」を受賞。「分別が楽」と利便性を評価する声もあり、今回のラベルレス商品の発売につながった。
「サントリー天然水スパークリングレモン ラベルレス」は500mlペットボトルで24本入り、希望小売価格2400円(税別)。サントリー緑茶「伊右衛門 ラベルレス」は525mlペットボトルで24本入り、3360円(税別)。