主婦連、ドコモ口座不正引き出しで要望書 多重認証など求める

NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」などで銀行預金不正引き出し事件が相次いでいる問題で、主婦連合会は10月1日、セキュリティ強化の義務化を求める要望書を関係機関などに送付した。また、消費者の不安が増大しているとして、各社に被害の全容公表と被害回復、事件に便乗した詐欺への対策などを求めた。

主婦連は要望書の中で、「金融サービス業界のセキュリティ意識の低さ」を指摘し、セキュリティ強化の義務化を金融庁や消費者庁、総務省など関係機関に要望した。具体的な対策としては、口座開設時・口座連結時の本人確認の強化や暗証番号以外の多重認証などをあげた。同時に、サービスの使い勝手が悪くならないようユーザビリティへの配慮も求めた。

また、事件を巡り「各社の情報がなかなか公表されず、責任を押し付け合うような発言も多い」とし、消費者の不安が増大していると指摘。こまめに口座の確認ができない人もいるとして、関係各社協力のもと被害を見つけ出し、被害回復にあたるよう求めた。

今回の事件に便乗し「あなたもドコモ口座の被害がある」などと持ちかけ、個人情報やキャッシュカードを盗み出そうとする詐欺も起きていて、主婦連は便乗詐欺への早急な対策も要望している。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 神奈川県消費者の会連絡会理事今井澄江さん
    NPO神奈川県消費者の会連絡会理事・今井澄江さん ◎三部料金制スタート、価格の確認を 不透明なL�c
  2. 兵庫県立消費生活総合センター
    小林製薬の紅麹サプリメント3製品による健康被害問題を巡り、兵庫県は3月31日、2025年度も被害者の�c
  3. 独自の基準で自動車テストを実施している消費者団体「コンシューマー・リポート」は、認定中古車について、�c
  4. 地方消費者行政の充実強化を考えるシンポジウム
    ◎交付金事業期限到来、消費者庁「対策講じる」 具体策はこれから 全国消費者団体連絡会(全国消団連)�c
  5. NCL
    米国の遺伝子検査会社「23andMe」が破産手続きを開始した問題で、消費者団体ナショナル・コンシュー�c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同�c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際�c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日�c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビスス�c
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6�c