NACS「キャンセルなんでも110番」 10月の土日開催
- 2020/10/5
- くらし
公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)は、10月の土日に、東京と大阪で「消費者トラブル・キャンセルなんでも110番」を開催。第1週の3日、4日に、大阪と東京でそれぞれ第1回「110番」を実施した。相談件数や相談内容は10月の「110番」終了後に速報版としてまとめる。新型コロナウイルス感染症対策の影響でキャンセルを巡るトラブルが増える中、実態を把握し、改善策を提言していく。
10月4日、東京で実施された「キャンセルなんでも110番」では4人の相談員が対応。消費者から寄せられる深刻なキャンセルトラブルに関する相談を受け付けていた。「110番」期間中は東京、大阪で延べ28人の相談員が相談対応を担う。東京相談室は10月の日曜日、大阪相談室は10月の土曜日の受付となる。(電話番号は、NACSホームページ参照)。
NACSは今回の「110番」について「新型コロナウイルス感染症によって消費者トラブルの範囲が拡大、例年より日数を多くとって苦情事例を幅広く受け付けることにした」とする。
トラブルにあった消費者から相談を受け付け、解決へのアドバイスを提示するとともに、事例を精査し、法制度の観点から改善策を検討する。NACSは関係業界団体や各省庁など行政機関に政策提言を提示し「事例を参考に実効性ある施策導入を求めていく」としている。