最もわかりやすい価格表示は「110円(税込)」 消費者庁調査
- 2020/9/16
- くらし
消費税法や消費税転嫁対策特別措置法で認められている様々な価格表示について、消費者庁が最もわかりやすい表示方法を調べるアンケートを実施した。その結果、税込み価格のみを記した「110円(税込)」が30.5%で最多となった。一方、最もわかりにくいとの回答が多かったのは税抜き価格のみを記した「100円+税」(69%)となり、ほかの表示方法に圧倒的大差をつけた。
消費者庁は7つの表示方法を示し、最もわかりやすいもの、最もわかりにくいものをそれぞれ選んでもらった。
最もわかりやすいとの回答が多かった価格表示は以下の順。
- 1位:110円(税込)、30.5%
- 2位:110円(本体100円、消費税10円)、23.1%
- 3位:110円(本体100円)、19.5%
- 4位:100円(税込110円)、14.2%
- 5位:110円(うち消費税10円)、9.6%
- 6位:100円+消費税10円、1.8%
- 7位:100円+税、1.3%
最もわかりにくいとの回答が多かった価格表示は以下の順。
- 1位:100円+税、69%
- 2位:110円(本体100円、消費税10円)、7%
- 3位:100円+消費税10円、6.1%
- 4位:100円(税込110円)、5.4%
- 5位:110円(税込)、5%
- 6位:110円(本体100円)、4.2%
- 7位:110円(うち消費税10円)、3.5%
調査は9月3~7日、全国の物価モニター2000人を対象に行い、1418人が回答した。