消費者志向経営の優良事例表彰、応募開始へ 消費者庁

消費者庁は3回目となる「消費者志向経営優良事例表彰」への応募を9月16日から開始する。これまでは消費者志向経営に取り組むことを自己宣言し、その宣言に沿ったフォローアップ活動を展開してきた事業者などの中で優れた取組例を表彰してきた。今回は活動の裾野拡大へ向け、消費者志向自主宣言またはフォローアップ活動を実施していない事業者であっても、一定の条件のもとで応募できるよう門戸を広げた。

応募期間は9月16日(水)から11月13日(金)まで。11月下旬から12月上旬まで外部有識者で構成する「選考委員会」で選考、来年2月下旬から3月上旬にかけて表彰する。

表彰対象は原則として応募時点で消費者志向自主宣言を行っている事業者で、すでにフォローアップ活動も展開している事業者の取組。

ただ、今回の場合は自主宣言またはフォローアップ活動を実施していない事業者であっても「所定の期間内に取り組むこと」を条件に応募・表彰の対象とすることにした。これらは新設の「特別枠」として表彰する。

選考基準は当該事業者などの消費者志向活動による「社会価値の創出」「消費者の行動変容」「事業の継続性」など8項目。特別枠対象については、「社会的価値の創出」に代わり、「地域とともに生きる」「新型コロナ時代に生きる」などへの取組が選考対象となる。

優れた取組には「内閣特命担当大臣表彰」「消費者庁長官表彰」などの授与が予定されている。

応募はオンライン応募。応募開始へ向け9月16日までオンライン説明会が午前・午後に開催されている。詳しくは消費者庁ホームページで。

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