東京都消費者月間、今年はWEB上で交流フェスタ
- 2020/8/25
- くらし
東京都の消費者月間にあたる10月に毎年開催される「くらしフェスタ東京2020」のイベント内容が公表された。今年は「ウィズコロナ」時代の新しい生活様式にあわせ、これまで新宿駅前イベントコーナーで開かれていた「交流フェスタ」はWEB開催となり、メインシンポジウムもオンライン配信で実施することが決まった。
くらしフェスタ東京は、都内消費者団体と都で作る実行委員会が主催する消費者月間協働事業。毎年10月に新宿駅前の広場で開かれていた「交流フェスタ」では、消費者団体、行政、事業者、業界団体などがブースを出展し、都民と直接コミュニケーションしてきた。今年は特設サイトを立ち上げ、WEB上で交流する計画。消費生活のブースや動画コーナー、クイズラリーなどのサイト内ページを用意する。10月9日~12月9日までの配信。
また、メインシンポジウムもオンライン配信する。新しい経済モデルとして注目を集める「サーキュラー・エコノミー(循環経済)」について、梅田靖・東京大学大学院工学系研究科教授が講演する。配信期間は10月23日~12月23日まで。事前申し込みが必要。
エコプログラムは、料理研究家の島本美由紀さんによるオンライン講演会。冷蔵庫の上手な使い方を紹介し、食品ロス削減につなげる方法を伝授する。講演内容は12月24日~2月12日まで配信する。
そのほか多摩や八王子などの地域会場では参加型のイベントも開催する。イベント内容や申し込み方法などの詳細は「くらしフェスタ東京2020」ホームページ参照を。