「ギャンブル依存疑い」0.8% 賭け金月30万円 神奈川調査
- 2020/6/29
- くらし
神奈川県は6月26日、ギャンブル等依存症に関する実態調査の速報結果を発表した。
世界的に用いられている簡易スクリーニングテストをもとに算出したところ、過去1年以内の「ギャンブル等依存症が疑われる者」の割合推計は0.8%(2257人中16人)だった。
最もよくお金を使ったギャンブルは「パチンコ・パチスロ」で0.7%(2257人中14人)。
また、「ギャンブル等依存症が疑われる者」の過去1年間の賭け金は平均で1カ月30万円、中央値は3万円だった。
調査は2~3月、横浜市を除く県内18歳~74歳の6750人を対象に実施。簡易スクリーニングテスト「SOGS(The South Oaks Gambling Screen)」を用いた。有効回答者数は2257人だった。県は調査結果をギャンブル等依存症対策に活用する方針だ。