冷静な買い物と便乗商法への注意呼びかけ 兵庫県、49万世帯に
- 2020/4/15
- くらし
兵庫県と県消費者団体連絡協議会は4月14日、新型コロナウイルス感染症対策に関連した消費者啓発チラシを作成し、約49万世帯に配布すると発表した。買いだめ抑止と便乗商法への注意を呼びかける。
兵庫を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されたことを受け、消費者に冷静な行動を呼びかけたもの。表面には「食料品は必要な分だけ買う」「過度な買いだめや買い急ぎはしない」など冷静な買い物行動について記載。裏面には「浄水器を替えないと新型コロナに感染する」など、悪質な便乗商法の手口を紹介し、相談窓口として消費者ホットライン(188番)を周知した。
コープこうべが無償で協力し、18日までに宅配利用者約49万世帯に配布する。
県は15日からカラオケ店や映画館、パチンコ店などを対象に休業を要請。感染拡大の阻止と事態の早期収拾を目指している。