自販機で紙おむつ販売、茨城県内に1号機 子育て応援=ダイドー
- 2019/12/5
- 企業・商品
ダイドードリンコや大王製紙など3社はこのほど、茨城県潮来市の道の駅「いたこ」に飲料とコラボしたベビー用紙おむつ自動販売機を設置した。紙おむつは2枚入りで220円(パンツタイプMまたはL)。子育て世代の外出を応援する取り組みで、今後も設置を進めていくという。
ダイドーは自販機の設置・管理・運営を、大王製紙は紙おむつ「GOO.N(グ~ん)2枚入り」の製造を、セコムのグループ会社でメディカル事業を担うセコム医療システムは全体の企画と紙おむつの包装を担当する。
紙おむつは自販機での販売を考慮して、長方形のパッケージを円柱状に丸める包装形態を開発。自販機は飲料とは別に紙おむつ専用の取り出し口を設けた。自販機で販売することより、外出先で24時間いつでも紙おむつを購入できるという。
国は高速道路のサービスエリアや道の駅への子育て応援施設の整備を加速させる方針。これを受け、3社は「おむつのばら売り」で子育て世代の外出を応援し、今後はサービスエリアや道の駅をはじめ、商業施設、公共施設への設置も進めたいとしている。