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三木由希子さん 情報公開は「社会的責任」 制度活用提唱🔓
- 2019/12/2
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NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長 三木由希子さん
「情報公開制度の意義は、私たち市民が行政などの情報を公開させる権利を持ったことです。従来のような行政サービスとしての情報提供ではなく、私たちの権利として公開を求めていく、そのことが法制度として保障されたことです」
風通しの良い社会、すみずみまで民主的運営が実践される社会構築を求めて発足したNPO法人情報公開クリアリングハウス。創立20周年記念シンポジウムを12月7日に控え、理事長の三木由希子さんはこう強調する。
「権利は行使しないと意味がありません。他人任せではない、私たち自身が情報の公開を求める行動を起こす、それによって、行政が変わり、社会が変わる、そのような大きな意義を持つ制度です」
制度の意義を活かすには「自分を変え、相手を変える、行政と市民との間で健全な緊張関係を育成していくことが何よりも大切」とも。
「この制度は、原則公開・例外非公開という仕組みを持ちます。ではどんな情報が公開され、非公開にされるか…(以下続く)
(本紙12月1日号「消費者問題はいま―提言」欄より転載)
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