アジア太平洋地域でモバイルインターネット利用が加速
- 2019/7/12
- 海外
モバイル通信業界の国際団体GSM協会は、2025年までにアジア太平洋地域のモバイルインターネット利用者が27億人に達するとの報告書をまとめた。国際消費者機構(CI)は同協会のツイートをリツイートし、加盟団体に情報提供をおこなった。
世界では途上国を中心に半数近くの人がインターネットを利用できない環境に置かれており、CIはすべての消費者が安心してインターネットを利用でき、その恩恵を受けられるよう運動を繰り広げている。
GSM協会の報告によると、2018年におけるアジア太平洋地域のモバイル通信利用者は19億人で普及率は45%だった。7年後の25年には27億人に達し、普及率が62%に伸長すると予想した。新たな利用者が一気に8億人増えるとみこむ。
また、経済効果についてもふれ、18年にはモバイル通信業界がこの地域のGDPの5.3%を生み出したと強調。今後は4Gの普及が加速するほか、日本、韓国、オーストラリアなど先進国で5Gの普及が本格化するとみている。