【米国】子ども向けセットメニューから砂糖入りドリンクを排除

ファストフード店やレストランで提供されている子ども向けセットメニューから砂糖入り飲料を排除する動きが米国で広がっている。

デラウェア州議会は6月27日までに、外食業者が砂糖入り飲料を子どもに押し付けることを規制する法案を可決した。ジョン・カーニー州知事の承認を経て、施行される。こうした法案を可決したのは、カリフォルニア州、ハワイ州に続き3州目。食品政策を監視する非営利団体公益科学センター(CSPI)はデラウェア州議会に感謝の意を伝えるとともに、「子どもの健康を守るため、すべての州が法制化を進めるべきだ」と呼びかけた。

これまでの子ども向けセットメニューは、店側が提示したソーダやレモネードなど数種類の甘い飲料水の中から選ぶ仕組みだった。法案ではこれを禁止し、最初に提示する飲料はすべて健康的な飲料(水や牛乳、果汁100%ジュース)に置き換えることを求める。注文時に客が甘い飲料への変更を求めた場合は応じてもよいとしている。

デラウェア州議会は「飲み物の選択をオプトアウト方式からオプトイン方式に切り替えた。店側ではなく消費者側が選択の主導権を持ち、健康的な飲み物を選択しやすい仕組みだ」と説明している。

CSPIによると、マクドナルド、ウェンディーズ、バーガーキングなどのハンバーガー店、ソフトクリームのデイリークイーン、イタリア料理のオリーブガーデン、メキシコ料理のチポトレなどが子ども向けセットメニューの改善に取り組んでいるが、外食チェーン大手の75%は依然として甘い飲み物を子どもに押し付けているという。

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