主婦連・木村たま代新事務局長 消費者の権利、今こそ実現を🔓
- 2019/7/3
- くらし
主婦連合会新事務局長 木村たま代さん
「多くの消費者は、あれこれ多忙な生活現場で、それぞれ個別に直面する問題に懸命に取り組んでいます。そして必要とあれば消費者運動に自ら参加してくる。そのような懸命な消費者にいっそう必要性を感じてもらえる主婦連合会となるよう、積極的にいろいろな課題を提起していきたいと思います」
木村さんは、6月の総会で河村真紀子さんの後を受け継いで事務局長に就任した。消費生活アドバイザーの資格を持つ。これまで主婦連の消費者相談室長をはじめ、会員情報紙「主婦連たより」の編集など事務局業務の一端を担ってきた。
「主婦連合会が取り組む消費者問題の範囲は広く、何でもありの世界です。現在多くの消費者団体が高齢化の課題を抱えていますが、育児・子育てや仕事に懸命な若い消費者の方々が、自らの課題が消費者問題と密接に関連していると実感し、自らの経験が消費者運動に活かされると気づいたとき、消費者団体の高齢化は大きく改善していくのではないでしょうか」
自分もそうだったように、消費生活の中で困難に直面している若い人たちの経験は、きっと消費者運動として活かされてくる、と木村さんは言う。
木村さんは、主婦連事務局に入局する前、消費生活アドバイザーの資格を持つ現役ママのグループ「子育てグッズ&ライフ研究会」で、子育てグッズやサービスの調査、関連本の出版も手がけた。子どもの事故防止については…(以下続く)
(本紙7月1日号「提言―消費者問題はいま」欄より転載)
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