脱毛など美容医療に注意を! トラブル防止のチェック項目
- 2019/5/14
- くらし
レーザー脱毛、ケミカルピーリング、ヒアルロン酸注射などの美容医療について消費者トラブルが深刻化していることを踏まえ、消費者庁と厚労省がチェック項目を示し、消費者に注意を喚起した。きちんと説明を受け理解したかどうか、施術前のチェック項目として活用を呼びかけている。
このチェックは次の5項目。
(1)使用する薬などがどのようなものか、自分でも説明できますか
(2)効果だけでなく、リスクや副作用などについても知り、納得しましたか
(3)ほかの施術方法や選択肢の説明も受け、自分で選択しましたか
(4)その施術は「今すぐ必要」ですか。最後にもう一度確認しましょう
美容医療については安全性関連だけではなく契約関連トラブルも深刻化している。消費者庁は、4つのすべてにチェックが入らなかった場合や、他に心配なことがある場合、あるいは、希望していない施術を勧められた場合などは、改めて医師から十分な説明を受けた上で、「もう一度考えて施術を受けるか決めること」とアドバイスしている。
安全性について相談したい場合は各地の「医療安全センター」へ。契約トラブルの場合には消費者ホットライン「188」へ電話するよう呼びかけている。