3・15世界消費者権利デーでメッセージ 宮腰大臣

国際消費者機構(CI)が提唱する3月15日の「世界消費者権利デー」にちなみ、消費者担当・宮腰光寛大臣がメッセージを発表した。同「権利デー」は1962年に当時の米国大統領ケネディが消費者の権利を盛り込んだ教書を議会に提出した日としてCIが各国加盟団体に消費者権利実現へのキャンペーン展開を呼びかけている。毎年各国政府からもメッセージが発表される。日本でも宮腰光寛大臣が「権利デー」の重要性と日本の消費者政策の方向性を表明した。

宮腰光寛消費者担当大臣

宮腰光寛消費者担当大臣

CIは、今年の「消費者権利デー」のテーマを「信頼できるスマート製品」と位置付け、スマートフォンなどの課題を提起した。トラブルを招く「スマート製品」の課題について改善策などを提起している。

宮腰大臣のメッセージはこのような「世界消費者権利デー」の重要性と意義を踏まえ、日本の消費者行政の取組内容を紹介したもの。安心できるインターネット社会への整備や、各種法制度改正による消費者被害防止措置を説明している。宮腰大臣はメッセージの中で、「悪質商法や不当表示を徹底的に排除する」としつつ、「消費者行政を担う大臣としてリーダーシップを発揮し、消費者の安全・安心の確保に全力を尽くす」と表明している。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 高齢消費者・障がい消費者見守りネットワーク連絡協議会
    消費者庁は10月16日、高齢者や障がい者の地域見守り活動についての情報共有化をめざして「高齢消費者・c
  2. 米消費者製品安全委員会
    米国消費者製品安全委員会(CPSC)は11月18日、複数の事故が発生していることを把握していながら直c
  3. 電話相談
    ◎全国有料老人ホーム協会が開設 経験豊富な相談員が対応 公益社団法人全国有料老人ホーム協会(有老協c
  4. JAPA中下裕子代表理事
    ◎東京消費者団体連絡センター主催の学習会で PFAS(有機フッ素化合物)問題への理解を深めようと、c
  5. 英国の消費者団体Which?
    英国の消費者団体Which?は11月14日、5月に施行された「反グリーンウォッシュ規則」などへの違反c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る