乳幼児向け冷凍食品、想定超の利用 キッズ向けも準備中
- 2019/1/23
- 食品
2017年3月から販売を開始した乳幼児向け冷凍食品「CO・OPきらきらステップ」シリーズが、子育て世帯からの支持を受けて販売好調だという。日本生活協同組合連合会は2019年度に向けて、新たにキッズ向けシリーズを準備中。常温品としての販売も計画している。
1月18日の新年記者会見で嶋田裕之代表理事専務は「(当初の見込みとは異なり)想定以上の利用をいただいている。こんな商品が出て良かった、という声も多数寄せられている」と発言。2019年度に向けてアイテムを拡大していく考えを明らかにした。
嶋田代表理事専務によると、現在、3~6歳児向けの「きらきらキッズ」のシリーズ展開を企画中。さらに「ステップ」「キッズ」ともに、冷凍食品に加えて常温品も配置していく方針だという。
「きらきらステップ」は離乳食作りに奮闘する保護者の声をもとに開発した冷凍食品。国産野菜をキューブ状にするなど素材型にこだわり、「できる限り手作りしたい」との保護者の想いに寄り添った時短商品となっている。こうしたコンセプトが社会的にも評価され、2017年にはキッズデザイン賞(キッズデザイン協議会主催)の受賞につながった。