【米国】冬時間に警報器の電池交換 CPSC「習慣にして」
- 2018/11/8
- 海外
11月4日午前2時をもって冬時間に移行したことにあわせ、米消費者製品安全委員会(CPSC)は時計をセットし直す作業と同時に、火災警報器と一酸化酸素警報器の電池交換を行うよう呼びかけた。「時計の針を1時間戻す作業にあわせて警報器の電池を交換することを習慣化してほしい。新しい電池はあなたとあなたの家族に警告を発し、避難する時間を与えてくれるだろう」としている。
CPSCによると、2015年には約37万件の住宅火災が発生し、約2230人が死亡、約1万800人が負傷し、63億ドルを超す財産被害がでた。また、一酸化炭素中毒で毎年400人以上が死亡していた。
CPSCは「一酸化炭素は有毒なガスで、発電機や暖炉、煙突などから忍び寄る、目に見えない殺し屋だ。火災・一酸化炭素警報器を各階や寝室に設置して、毎月の作動点検と年に1回の電池交換をしてほしい。家族の安全のためなら簡単な作業だ」と呼びかけている。