【英国】30年までに食品ロス半減 世界に先駆け始動🔓

2030年までに食品廃棄物を半減させるため、食品事業者が果たすべき役割を明確化した「食品廃棄物削減ロードマップ」計画が9月25日、英国で始動した。すでにアルディ(Aldi)、アスダ(Asda)といった大手スーパー、コカ・コーラ、ネスレといった食品メーカーが相次ぎ参加を表明している。26年までに一定規模以上の食品事業者の全参加を求めていく。

SDGs12.3(2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる)を実現させるための国家規模の計画としては世界初になるという。

食品セクターとの連携を打ち出した新計画「食品廃棄物削減ロードマップ」は英政府の支援を受けた非営利団体Wrapと食品流通を研究する非営利団体IGDが開発したもの。国内で発生する年間1000万トンもの食品廃棄物を2030年までに半減させるため、農場から食卓までの目標案と工程が設定されている。

新計画には食品産業界のメインプレーヤーが相次ぎ参加を表明。大手スーパーからはアルディ、アスダ、マークス&スペンサー(M&S)、モリソンズ(Morrisons)、テスコなど、大手食品メーカーからはコカ・コーラ…(以下続く)

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