副業サイト被害110番、13日に全国一斉実施 弁護士が対応
- 2018/9/10
- くらし
「副業になる」などとうたう情報商材による消費者被害が相次いでいることを受け、クレジット・リース被害対策弁護団(団長・瀬戸和宏弁護士)が9月13日に「副業サイト被害全国一斉110番」を実施する。
実施時間は10時~16時、電話番号は東京03(3556)3401(当日のみ)。情報商材やそのほかの副業サイト被害について、弁護士が直接相談を受ける。
国民生活センターによると、情報商材トラブルに関する相談件数が2017年度に6593件あり、13年度の7倍超に急増。今年度も増加ペースが続いているという。情報商材の内容は様々で、主に▽副業で儲ける方法(ブログやアフリエイト、ネットビジネスなど)▽投資で儲ける方法(FX、バイナリーオプション、仮想通貨など)▽ギャンブルで儲ける方法(パチンコ、競馬、オンラインカジノなど)――の3パターンが知られている。契約前に中身を確かめられないため、価値のない内容の電子情報を高額で購入させられる事例が相次いでいる。
110番当日は東京のほか、札幌、阪神、福岡など全国22地域(9日現在)で実施する予定。地域により実施日が異なる(13日を中心に11~18日)ため、クレジット・リース被害対策弁護団ホームページで確認を。