日清食品チルドとミツカン、鍋のしめでコラボ 麺とつゆ発売
- 2018/8/6
- 企業・商品
日清食品チルド(東京都新宿区)とMizkan(愛知県半田市)が鍋をテーマにコラボレーションした。両社は8月27日、“〆(しめ)の麺をもっと美味しく”をコンセプトに、鍋専用生麺「麺の達人 〆まで美味しい 鍋用」シリーズと要冷蔵タイプの「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズを新発売する。鍋の〆に麺類を選ぶ人は多く、両社は〆の麺を主役とした鍋シーンを提案していく。
日清食品チルドが発売するのは鍋専用麺「麺の達人 〆まで美味しい 鍋用」シリーズの3品。小麦の香りと麺のつるみにこだわった、のどごしの良い「生うどん」、麺のコシとつるみにこだわった熟成「生ラーメン」、なめらかさともちっとした食感にこだわった「ちゃんぽん麺」を用意した。いずれも湯切りが不要。鍋にそのまま入れて煮込むだけで本格的な〆の麺が楽しめる。
一方、ミツカンが発売するのは要冷蔵タイプの「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズの3品。煮干し、鯖、鶏、鰹、昆布の五種類の出汁を合わせた、香り豊かで奥深い味わいの「寄せ鍋つゆ」、ごま油と鶏油で炒めたニンニクと韓国産唐辛子が食をそそる、香り豊かな「キムチ鍋つゆ」、じっくり煮込んだ鶏がらと豚骨のスープにホタテの旨みをきかせた、コクがあって濃厚な味わいの「ちゃんぽん鍋つゆ」を用意した。いずれもノンレトルト製法と冷蔵保存により実現した風味豊かな味わいが楽しめる。
ミツカンの2017年度鍋定期調査によると、6割以上の家庭で「鍋の〆」を実施しており、中でも約80%がうどんやラーメンなどの「麺類」を選んでいることがわかった。
日清食品チルドとミツカンが共同開発商品を発売するのは今回が初めて。今年の鍋シーンは、人気ブランドの「麺の達人」と「〆まで美味しい 鍋つゆ」のコラボレーションに目が離せない。
「麺の達人 〆まで美味しい 鍋用」シリーズは3品とも2玉入り、内容量200グラムで1パック200円(税別)。「〆まで美味しい」シリーズは3品とも内容量170グラムで350円(税別)。いずれも濃縮タイプ。
(本紙「ニッポン消費者新聞」8月1日号より転載)