スマホの打消し表示、9割が見落とす 消費者庁調査結果🔓
- 2018/5/17
- くらし
パソコンに比べ、画面サイズが小さく縦に長い構成になっているスマートフォン。商品・サービス広告で多用される「打消し表示」について、消費者庁の研究会がアンケート調査したところ、7割から9割の消費者が打消し表示を見落としていることがわかった。過去 1年間にスマホから商品などを購入した消費者のうち、4割が打消し表示を見落としたことにより誤認して購入・申し込みした経験があることも判明。消費者庁は、「消費者が打消し表示を見落とすような表示方法は問題」「景品表示法に違反する事案に接した場合には厳正に対処する」としている。
打消し表示は商品・サービスの強調表示を打ち消す内容。「今なら無料体験できる」「今すぐ予約なしでレッスン」などの強調表示に対し、「予約にはポイントが必要となる」「混雑状況に応じて予約レッスンのみの受け付けとなる場合がある」などと記載した表示が該当する。「毎日すっきり起きて体重が5キロ減った」という健康食品の体験談表示でも、「個人の感想であり効果には個人座がある」とその内容を打ち消す表示として用いられている。
打消し表示は強調表示に比べて文字が小さく、消費者には気付きにくいことが問題となっていた。消費者庁は昨年7月に打消し表示を7類型に分類、法規制指針を提示していた。
今回発表されたのは…(以下続く)
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