チャイルドシート、3機種がゴールドマーク 国交省など安全試験
- 2025/4/14
- くらし
国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)は3月25日、2024年度チャイルドシートアセスメントによる評価結果を公表し、安全評価試験を実施した7機種のうち3機種が「ISO-FIXゴールドマーク」を獲得したと発表した。
この評価試験は毎年実施しているもの。出荷台数の多い機種を中心に前面衝突試験と使用性評価試験を行い、その結果を公表している。消費者の安全な製品選びとメーカーの安全な製品開発を促すことが目的で、前面衝突試験は「優」「良」「普」「推奨せず」の4段階で評価している。
最高賞となる「ISO-FIXゴールドマーク」はISO-FIX固定のチャイルドシートのうち前面衝突試験結果がすべて「優」である機種に贈られ、今回は乳児専用機種からジョイー「ベビーシート・アイ・スナグ2」、幼児専用機種からアップリカ「フォームフィットネクスト」と「リライド」の計3機種が獲得した。一方、「推奨せず」の評価となったのは幼児専用機種でベルト固定タイプのジョイー「エレベートR129」の1機種だった。
より高い安全性能を評価する試験であり、調査した機種はすべて保安基準に適合しており、一定レベルの安全性は確保されている。