キャッシュレス決済比率42.8% 目標達成 80%目指す
- 2025/4/11
- くらし
経済産業省は、2024年のキャッシュレス決済比率が42.8%になり、「2025年までに4割程度」とする政府目標を達成したと発表した。将来的には世界最高水準の80%を目指すとしている。
キャッシュレス決済比率は2010年の13.2%から右肩上がりの上昇を続け、24年は前年比3.5ポイント増の42.8%(141兆円)と政府目標を達成した。24年におけるキャッシュレス決済の内訳はクレジットカードが82.9%を占め、コード決済が9.6%、電子マネーが4.4%、デビットカードが3.1%。このうち伸びが目立つのがコード決済で、18年の0.2%から24年の9.6%へと拡大した。
政府はキャッシュレス化が消費者の利便性向上、多様な消費スタイルの向上、業務効率化、人手不足対応、脱炭素社会への貢献などにつながるとして、さらに推し進めていく方針。必要な環境整備を進めていくとしている。