「デジタル遺品」の相談増加 ID・パスワード知らず相続困難に🔒
- 2024/12/4
- くらし
◎国民生活センター、対応策を提示
スマートフォンやパソコンに保存されている「デジタル遺品」。故人がネット上などに保有していた資産について遺族が契約内容の確認や解約をしたくてもID、パスワードがわからないことから遺品・資産の整理手続きに困るケースが増えている。国民生活センターは「くらしの豆知識」の2023年と24年版で注意点を紹介していたが11月20日、消費者からの相談増加を踏まえ、改めて「スマホの中の見えない契約で遺された家族が困らないために」と題して注意を呼びかけた。
スマホの中の写真やネット上での資産管理は今では多くの消費者の通常行為となっているが、利用者が亡くなった際に、デジタル機器内のファイル、アプリ、SNSページ、ネット銀行の預金、さらに、クラウドに保管していた資料など様々な場所に点在している「デジタル遺産」を特定するのは至難の業となる。同センターは相談事例をもとに対応策を提示。万が一の場合に……(以下続く)
(本紙「ニッポン消費者新聞」12月1日号より一部転載)
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