PFAS問題、最大の被害者は未来の子ども 中下弁護士講演🔒
- 2024/11/18
- くらし
◎東京消費者団体連絡センター主催の学習会で
PFAS(有機フッ素化合物)問題への理解を深めようと、東京消費者団体連絡センターは10月8日、オンライン学習会を開いた。消費者団体や生協関係者など約50人が参加し、NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA)代表理事の中下裕子弁護士から、PFASの毒性や国内外の汚染状況などの解説を受けた。中下代表は「日本の対策の遅れの最大の被害者は、物言えぬ野生生物と未来の子ども達だ」と指摘。必要な対策を国や自治体に実施させるために、今こそ消費者が連帯し、声をあげていくことが重要だと呼びかけた。
学習会のテーマは「PFAS問題とは?~PFASのきほんのき くらしの中で気をつけること」。定員となる約50人が参加し、PFASの健康や環境への影響などを学んだ。
中下代表はPFAS汚染が地球規模で広がり、野生動物や人体にも蓄積していることを示し、この状況を「第二のダイオキシン問題」と指摘。国内では特に沖縄、東京・多摩地域の……(以下続く)
(本紙「ニッポン消費者新聞」11月1日号より)
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