いいね押すだけ高額報酬 タスク詐欺、急増の一途 女性が被害🔒
- 2024/10/4
- くらし
◎国民生活センター、悪質手口を公表
「サギ列島日本」の一端がまた浮きぼりになった。国民生活センターは9月4日、副業サイトで「いいねを押すだけ」「スタンプを送るだけ」「スクリーンショットを撮るだけ」で高額報酬を得られるかのように「うまい話し」を宣伝して消費者をだまし、副業に応募してきた消費者から高額金銭を詐取する悪質事例が全国で横行していることを事例とともに公表。このような「タスク詐欺」に注意するよう呼びかけた。
被害者の約8割が女性で、中でも子育て中の女性が目立つとしている。同様の相談は22年度に2000件台へと増加、23年度には3600件台へと悪化。今年度もそれ以上の急増傾向となり、平均契約購入金額も100万円を超える深刻さだ。1000万円以上が28件、1000万円以上の既払者も23人いる。被害はSNS広告をきっかけにする事例が多い。被害者の平均年齢は33歳。20歳代が45%を占め、子育て世代の女性を狙った最悪の副業サイト商法として問題化している。被害根絶には何が必要か。同センターは、悪質業者の排除と「うまい話し」に乗らないことが核心、としている。
「うまい話しはこの世にない」――。だが、タスク詐欺はその消費者の警戒心をくぐりぬける手法を特徴とする。消費者に最初に少額報酬を与え……(以下続く)
(本紙「ニッポン消費者新聞」10月1日号より一部転載)
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