刈払機の事故、5年間で29件 国センが再度注意喚起🔒

刈払機(草刈機)による事故がこの5年間で29件発生、多くが重大事故に発展したことから、国民生活センターは8月21日、商品テスト結果に基づき、使用する際の事故防止策などを消費者に提示。リスクの高い同製品への注意を呼びかけた。同センターは2013年と17年の2度、刈払機に関する注意情報を発信してきたが、事故再発が続くことから再度注意を呼びかけた。

刈払機

重大事故に発展しやすい刈払機事故。事故の過半が60歳以上となる(国民生活センターにて)

刈払機はホームセンターやネット通販でも消費者が容易に入手でき、雑草除去や草木整備に利用している。多くは農作業、林業、農園業で利用されるが、ネット広告では一般消費者向け広告も目立つようになり、現在は、農作業だけでない幅広い利用が一般化している。

その刈払機による事故が医療機関ネットワークに19年から今年6月末までの間に29件寄せられている。作業者本人がケガを負った事例のほかに周囲の人もケガを被ったケースも……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」9月1日号より)

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