【英国】オアシスのチケット高騰問題 消費者団体も実態調査へ🔒

人気ロックバンド、オアシスの再結成ツアーチケットを取り扱ったチケット販売大手「チケットマスター」が消費者法違反の疑いで調査を受けている問題で、英国の消費者団体Which?も9月10日、実態調査に乗り出していることを明らかにした。すでに消費者から数十人分の取引履歴を集めており、チケットマスターに対し、購入者への差額の返金を求めていく方針。収集した情報については、調査を進めている英競争・市場庁(CMA)と共有していく。

Which?などによると、チケットマスターは需要に連動して価格が変動する「ダイナミックプライシング」(変動価格制)を採用して、オアシスのチケットを販売。何とか入手しようと購入手続きを急ぐファンが決済する際、チケットが額面価格よりも大幅に高額であることに気づき、トラブルとなっていた。

ダイナミックプライシングはライブ、スポーツ、音楽など様々な市場で普及しており、CMAは「この手法は必ずしも違法ではないが、特定の状況では消費者保護法や……(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン
📌ファクティバ

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 洗濯表示マーク
    経済産業省は8月20日、繊維製品の取り扱いに関する表示記号などを規定したJIS(JIS L0001)c
  2. 公益科学センター
    ◎最低価格入札制度からの脱却目指す 米ニューヨーク州議会で6月に可決された食料調達に関する先進的なc
  3. 刈払機
    刈払機(草刈機)による事故がこの5年間で29件発生、多くが重大事故に発展したことから、国民生活センタc
  4. フランス消費者同盟
    フランスの消費者団体UFCが大手スーパーのレジ周りを調査したところ、公約に反して甘い菓子類を陳列してc
  5. 電話相談
    全国消費生活相談員協会は9月7日から東京・大阪・北海道で、週末電話相談110番「健康食品うそほんと?c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る