こども霞が関デー 小学生らエシカル消費や食品ロス削減活動学ぶ🔒

◎消費者庁職員が企画 イヤヤンも1年ぶり登場

夏休みの子どもたちに、幅広く行政施策の取組を知ってもらおうと毎年開催されている「こども霞が関見学デー」。今年も8月7日、8日の2日間、霞が関の行政庁舎を会場に開催された。消費者庁では、関係課の職員が、エシカル消費や食品ロス削減活動の重要性、気を付けるべきネットショッピングの方法、自分にあった食品の選び方、そして、正しい手洗いの実験など、大人も興味ある企画を準備し、子どもたちに提起した。イベントの後には消費者担当・自見英子大臣との懇談の場ももたれ、子どもたちにとっては学習意欲をくすぐる思い出深い見学デーになったようだ。どのイベントでも好奇心旺盛な子どもたちの質問に職員がていねいに答えていた。当日は「消費者ホットライン188」のイメージキャラクター「イヤヤン」も忙しい消費者被害防止活動の合間をぬって、一年ぶりに登場、会場を活発に動き回り、身振り・手振りを駆使しつつ、イヤヤン特有のテレパシーで、子どもたちに消費者問題の重要性を諭していた。

イヤヤン

こども霞が関見学デーに登場したイヤヤン

「こども霞が関見学デー」は、夏休みを利用して子どもたちに行政機関がどんな仕事をしているのか、その一端を見てもらい、子どもたちが社会を知る一つのきっかけとなることを期待して開催されてきた。

消費者庁が入る第四号庁舎は日頃はどんよりとして極めて殺風景ながら、8月7日と8日には保護者に連れられた小中の子どもたちであふれ……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」9月1日号より)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン
📌ファクティバ

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 高齢消費者・障がい消費者見守りネットワーク連絡協議会
    消費者庁は10月16日、高齢者や障がい者の地域見守り活動についての情報共有化をめざして「高齢消費者・c
  2. 米消費者製品安全委員会
    米国消費者製品安全委員会(CPSC)は11月18日、複数の事故が発生していることを把握していながら直c
  3. 電話相談
    ◎全国有料老人ホーム協会が開設 経験豊富な相談員が対応 公益社団法人全国有料老人ホーム協会(有老協c
  4. JAPA中下裕子代表理事
    ◎東京消費者団体連絡センター主催の学習会で PFAS(有機フッ素化合物)問題への理解を深めようと、c
  5. 英国の消費者団体Which?
    英国の消費者団体Which?は11月14日、5月に施行された「反グリーンウォッシュ規則」などへの違反c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る