アルミカップもリサイクル 業界統一マーク運用開始へ
- 2024/7/12
- 食品
スポーツイベントや商業施設で採用が進むアルミカップのリサイクルを進めるため、アルミ缶リサイクル協会など関係業界は6月21日、業界統一のアルミカップリサイクルマークの運用を開始した。今後、消費者、企業、国・自治体に周知し、リサイクルルートの構築を目指す。
ビールやコールドリンクのテイクアウト用として採用が広がるアルミカップはアルミ缶と同じ素材で作られているが、容器包装リサイクル法により三角形の識別マークを付けることができない。そこで業界は独自の統一マークを策定し、リサイクルを進める考え。
会場では回収ボックスが設けられているが、記念として持ち帰る消費者が多く、不燃物として廃棄される可能性があった。マークの使用許諾や管理運営は同協会が担い、利活用を呼びかけていく。