アートネイチャー、生産時の廃棄プラ容器を再資源化

◎サロン専売商品の一部に「生産ロスZEROプロジェクト」導入

アートネイチャー(東京都渋谷区、五十嵐祥剛会長兼社長)はプラスチック資源の循環をめざし、生産時に発生した廃棄容器を再資源化してボトルを再成型する循環型プロセス「生産ロスZEROプロジェクト」を導入する。持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環だ。

サロン専売商品

サロン専売品『ケアファクター薬用GFシャンプー』(左)などが対象。 通販取扱商品への拡大を予定する

このプロジェクトはBEAUTYCLE(佐賀県神埼市)が提供する資源の循環型プロセス。化粧品やトイレタリー用品を生産する際に発生する廃棄容器のロスを削減する業界初の取り組みとなる。廃棄される容器をBEAUTYCLEが有価で回収し、再資源化してボトルを再成型する。

アートネイチャーは一部サロン専売商品に導入し、今後、同社通販サイト取扱商品にも広げる方針。ボトルには順次「BEAUTYCLEマーク」の印刷・刻印を行い、消費者に取り組みを周知していく。

(本紙「ニッポン消費者新聞」7月1日号より転載)

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