ネット銀行での不正送金、過去最悪の被害 偽SMSに注意を🔒

金融庁は6月25日、金融機関からの報告をもとにインターネットバンキングによる預金の不正払戻し状況をまとめ、2023年度は過去最悪となる被害件数6635件、被害額115億2900万円になったと発表した。メガバンクなど金融機関を装った電子メールやSMS(ショートメールメッセージ)によるフィッシング被害が相次いだ形。金融庁や警察庁などは「メールやSMSに記載されたリンクからアクセスした偽サイトにIDやパスワード(ワンタイムパスワードや乱数表など)を入力しないよう注意してほしい」と呼びかけている。

不正送金状況

主な手口は銀行を装ったSMSや電子メールをスマートフォンに送り付け、「不正アクセスを検知しました。至急、以下のサイトからログインしてアカウント情報を更新してください」などと偽サイトに誘導するもの。インターネットバンキングのIDやパスワード、ワンタイムパスワードなどの……(以下続く)

(本紙「ニッポンん消費者新聞」7月1日号より一部転載)

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