消費者庁発足15周年 23日に記念講演会 有志職員が企画

◎「15年の歩みと未来への展望」テーマに 16日まで参加受付

今年は消費者基本法施行20周年、消費者庁および消費者委員会発足15周年の年。消費者庁は9月に15周年を迎えることを記念し7月23日、「15年の歩みと未来への展望」と題した講演会及びパネルディスカッションを開催する。会場は東京都港区の三田共用会議所。オンライトと会場参加のハイブリッド方式。会場参加希望の場合は7月16日までに消費者庁ウェブサイト申込フォームで申し込む必要がある。

当日は消費者担当・自見英子大臣、消費者庁・新井ゆたか長官をはじめ、幹部が参加する。消費者行政のこれまでの15年とこれからの15年について考えることを目的に消費者庁新未来創造本部や消費者庁の有志職員で構成する15人の実行委員会が企画した。

基調講演は英国から「2050年の世界」の著者で経済コメンテーターヘイミシュ・マクレイさんが出席。講演は「日本の輝かしい未来へ向け消費者はどう活動するか」というテーマで予定されている。

パネルディスカッションにはカライスコス・アントニオスさん(龍谷大学法学部教授)をコーディネーターに藤本敦也さん(三菱総研未来共創グループリーダー)、宮木由貴子さん(第一生命経済研究所常務取締役・主席研究員)、吉田健太郎さん(電通ソリューションクリエーションセンター)、酒井啓さん(消費者庁新未来本部課長補佐)がパネリストとして参加。

問合せは消費者庁「15Years Forward」実行委員会(088・600・0000)まで。15周年記念としてはこの企画とは別に「15年史」の編纂も予定されている。消費者団体を含む関係者のヒアリング結果も掲載される予定という。

(本紙「ニッポン消費者新聞」7月1日号より転載)

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