ステマ広告、初の措置命令 医療法人がワクチン接種者に投稿依頼🔒
- 2024/7/4
- くらし
◎グーグルマップで高評価を演出 ワクチン接種料金の割引持ちかけ
事業者の表示なのに一般消費者がそう判断することが困難なステルスマーケティング(ステマ)広告――。消費者庁は6月7日、このステマ広告・表示について、初の行政処分を下したことを明らかにした。ステマは消費者をだます手法が問題化し、昨年、景品表示法に基づく告示規定で禁止となった。
今回初となった措置命令は、グーグルマップの口コミ投稿という消費者にとって身近な媒体で実施されていたステマ広告・表示が対象。医療法人社団「祐真会」が、クリニックで提供する医療サービスについて、来院した消費者に依頼してグーグルマップの口コミ投稿欄に「星5」や「星4」の高評価を付けるとインフルエンザワクチン接種費用などを割り引くと伝え、接種者に投稿を依頼していた。
具体的には、来院した消費者に受付の際に投稿を要請・実施してもらい、それを職員が確認し……(以下続く)
(本紙「ニッポン消費者新聞」7月1日号より一部転載)
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