家庭のプラごみ調べ 今年も実施、参加者募集 大阪消団連など

プラスチックごみ問題を日々の暮らしなかで気づき、考えてもらおうと全大阪消費者団体連絡会(大阪消団連)など3団体が「家庭のプラごみ調べ」を展開している。2020年にスタートし、過去4年間に延べ1286人が参加。今年も調査を継続し、現在、参加者を募集している。

調査方法はいたってシンプル。家庭において、ごみとして捨てた容器包装プラスチックと使い捨てプラスチック製品の「数」を調べて、提出するだけ。用紙や調査方法は大阪消団連ウェブサイトから閲覧・ダウンロードできる。調査期間は6月~11月の連続3日以上。11月30日に締め切り、来年3月に結果を発表する。

昨年は148人が参加し、7日間換算で平均160個のプラごみを報告した。調査後のアンケートでは「今回の調査でプラごみについて意識するようになった」との回答が48%にのぼったほか、不要と感じたプラとして、食品トレーやペットボトルのラベル、菓子などの個包装などをあげる声が寄せられた。

(本紙「ニッポン消費者新聞」6月1日号より転載)

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