車の自動走行、事故責任は誰に? シンポ開催🔓
- 2018/3/6
- くらし
衝突被害軽減ブレーキや定速走行・車間距離制御装置などの先進安全技術が搭載された「先進安全自動車」、いわゆる「自動走行車」の社会的受け入れへ向けた課題を検討するシンポジウムが3月5日、都内で開かれた。経産省と国交省の委託事業として開催されたもので、当日は、急速に進化する自動走行技術の現状をもとに、事故発生時の責任範囲、事故防止への制度的整備などの課題が提起された。
このシンポジウムは「自動走行によるモビリティサービスの実現へ向けて」と題したもので、「自動走行の民事上の責任及び社会受容性に関する研究シンポ」として東京・御茶ノ水「ソラシティカンファレンスシティ」で開催された。同研究は経産省・国交省の委託事業として実施。2016年度と17年度に有識者委員会が設置され、事故時の責任関係の論点整理などに取り組んできた。当日はその研究成果が報告され、今後の課題を検討する場となった。
自動車ジャーナリスト・清水和夫さんは「自動走行の社会受容性」をテーマに、自動走行技術が社会に受け入れられていくための要件を紹介。技術、制度、認識、都市デザインなど…(以下続く)
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