香害被害者、PL訴訟も視野に 日消連の連続講座で 🔒

10月9日、日本消費者連盟は都内で秋の連続講座を開き、「香害、そのニオイが体をむしばむ」と題し、ジャーナリストの岡田幹治さんからの報告を受けた。会場から、ニオイ成分で化学物質過敏症に罹患した患者が製造物責任を問う裁判提起の可能性も訴えた。

岡田さんは芳香柔軟剤などのニオイ成分が、健康被害を多発させている実態を報告。使用される合成香料やその配合率に関する安全性審査の不十分性などを説明した。5年前からの「香りブーム」が消費行動に重大な影響を与えつつ、健康被害への訴えも急増していることを説明。香りの関与成分とその配合率などの表示の必要性も指摘した。

岡田さんは消費者用製品に含まれる……〔以下続く〕

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